クラフトバンク総研

ブルー&グリーンプロジェクトの調印式を開催 ベターリビング

更新日:2025/5/2

 ベターリビング(眞鍋純理事長)は、2025年度からカンボジアで開始する「プノン・クーレン国立公園森林再生プロジェクト」について、シェムリアップ市内でカンボジア環境省、国際緑化推進センターとの3者による合意書の調印式を開催した。

 調印式では、違法伐採などによって森林が減少している同公園で、25~30年までの6年間で約30㌶分の植樹と、32年までに保育・育成面で支援することを約束した。

 同プロジェクトでは、地域住民の参加・協力による植樹の計画を策定。公園を管理する環境省のレンジャーが、地域住民などに対して環境教育の講演会・研修会を実施するなど、地域との関係を深めながら進めていく。植樹による環境貢献に加え、持続可能な社会への基盤となることが期待されている。

 ベターリビングは、2050年までのカーボンニュートラル実現に向け、高効率ガス給湯・暖房機「エコジョーズ」や、家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム」の普及に合わせ、カンボジアでの環境対策の支援に取り組む方針である。