ヒムロがオンラインショップを開設
更新日:2025/5/2
仮設足場材の売買を手掛けるヒムロ(大阪府枚方市)が、7月にオンラインショップ「足場カエル」をリリースした。足場カエルは、会員登録すれば全国どこからでも仮設材の購入ができるECサイト。自社オリジナル製品から他社の新品・中古商品など、サイト上にある様々な画像を確認しながら、製品購入ができる。購入は1品から可能であり、クレジット決済・銀行振り込みの双方に対応している。

担当者の関悟史氏は、「コロナ禍で、これまで取引のない潜在的な顧客を獲得する手段が必要と開発に着手した。建設業ではDX化が遅れているが、徐々に『足場カエル』が定着するよう普及促進に取り組んでいく」と意気込みを話す。

これまでヒムロは、北海道から沖縄まで全国に1,000件以上の顧客と取引をしており、「足場カエル」のリリースにより、オンラインを介した新たな販路を得たことになる。関氏は「今後は、ECサイトでの売り上げが会社の大部分になるよう、改善・改良を繰り返していく。当社の取り組みが建設業界の突破口になるよう最善を尽くしていきたい」と思いを述べた。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。