日本足場会が定時総会
更新日:2025/6/25
日本足場会(星山忠俊代表理事)は6月20日、東京都内で第4回定時総会を開催した。当日は会員約50人が出席し、来賓として国土交通大臣・中野洋昌氏の政務秘書官である杉戸研介氏、経済評論家の岸博幸氏、全日本災害住宅レジリエンス協会の髙木強理事長らが列席した。

冒頭の挨拶、星山代表は「立ち上げから4年、会員数は着実に増加し、活動エリアも広がった。共通課題を共有し、議論を深める中で、総会が学びと成長の場となってほしい」と呼び掛けた。

総会では、2024年度の事業・収支決算報告および25年度の事業計画・収支予算案が審議・承認された。今年度の新たな取り組みとして、各地方での地域交流の活性化に向け、全国を5ブロックに分割して活動を行うことを発表した。各ブロック長は北海道・東北ブロックは石川氏(K’s足場)、関東ブロックは棟方氏、中部ブロックは泉たくや氏(ジャイロジャパン)、関西ブロックは川崎友数氏(川崎)、九州・沖縄ブロックは伊藤武士氏(武壱工業)がそれぞれ担当する。

また、理事として伊藤武士氏(武壱工業)、土井直哉氏(クライム)、泉たくや氏(ジャイロジャパン)、川崎友数氏(川崎)、古川万理奈氏(ふるかわ建設)の5名が新たに就任した。
優良工事会社認定式も執り行われ、安全技術委員会の小川功委員長(オーテクニック)より、アートビルダー、希匠、中日本信和の3社に認定証が手渡された。
総会後には懇親会も開催され、参加者同士が業務課題や将来展望を語り合いながら親睦を深めた。
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クラフトバンク総研 記者 川村 智子
新卒で入社した建設コンサルタントで、農地における経済効果の算定やBCP策定などに従事。
建設業の動向や他社の取り組みなどに興味を持ち、建通新聞社では都庁と23区を担当する。
在籍時は、各行政の特徴や課題に関する情報発信に携わる。2024年よりクラフトバンクに参画。
記者として企画立案や取材執筆などを手掛けている。