鈴木 太晴さん(邦栄メンテナンス株式会社・専務取締役)
更新日:2025/7/16
新卒で管清工業に就職し、現場技術者としての経験を蓄積。3年前から家業の邦栄メンテナンスに参画しており、下水道の維持管理など豊富な実体験を活かしている。

父・健一郎氏が代表を務める中でも、平社員からのスタートを「当然のこと」と受け入れ、徹底した工程管理で売り上げ拡大に貢献。戦略的な採用活動を展開したことで、社員数を2倍にするなど、社内変革を実現した実績も持つ。今年4月には専務取締役に就任し、その辣腕を振るっている。

近年では「仕事量に対して人が追い付かない」と、人材定着に向け待遇面の改善にも着手。基本給の引き上げに加え、全ての指定資格を取得した社員には、月8万円を支給する手厚い手当も導入することで、モチベーション向上にも繋げている。依然として採用推進も継続しており、社長・専務の2人で真摯に応対する面接スタイルは、多くの若手人材を引き付け、「ミスマッチによる離職が極端に減った」と成果を語る。

最優先事項は、「強い会社を創ること」。目的達成には、「管更生施工への本格参入や、ワンストップでの下水道維持管理を目指す必要があるなど課題は多い」と冷静に分析する。直近では3D技術・ドローン活用も目指すなど、最新鋭のテクノロジーの導入にも余念がない。「社員の未来を第一に考えることで、体制強化を果たしたい」と見据える視線に曇りはなく、リーダーとして示す覚悟が、今後の躍進に直結していくはずである。
邦栄メンテナンス株式会社のHP:https://houeim.com/
関連記事:建魂一適 『下水道管路管理業協会』
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 松本雄一
新卒で建通新聞社に入社し、沼津支局に7年間勤務。
在籍時は各自治体や建設関連団体、地場ゼネコンなどを担当し、多くのインタビュー取材を実施。
その後、教育ベンチャーや自動車業界のメディアで広告営業・記者を経験。
2025年にクラフトバンクに参画し、記者として全国の建設会社を取材する。