「SENDAGAYA TERRACE」 シマダアセットパートナーズ
更新日:2025/5/28
シマダアセットパートナーズ(東京都渋谷区)が開発を手掛ける、複合建築「SENDAGAYA TERRACE(千駄ヶ谷テラス)」が竣工した。

千駄ヶ谷テラスは、テナントオフィス6室と長屋住戸2戸からなる複合型の建築施設。デザインは、シーラカンスアンドアソシエイツ(東京都渋谷区)が担当。高密度な都市の中にありながら、風や光が通り抜ける、全体がテラスのような空間となっている。


また、建物を分割するよう中央に階段を設けることで、北側の緑に対して抜けを創出。全面開放可能な窓を設けていることも特徴である。4種類の型枠を使い分けたコンクリート壁で、統一感がありながらも多様なテクスチャーを楽しめる環境を整備している。


【概要】
名称:SENDAGAYA TERRACE
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷 4-12-2
用途:オフィス(6室)、住戸(2戸)
敷地面積:187.70㎡
建築面積:125.61㎡
延床面積:310.02㎡
構造:鉄筋コンクリート造3階建
事業主体:シマダアセットパートナーズ株式会社
設計・監理:株式会社シーラカンスアンドアソシエイツ
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 川村 智子
新卒で入社した建設コンサルタントで、農地における経済効果の算定やBCP策定などに従事。
建設業の動向や他社の取り組みなどに興味を持ち、建通新聞社では都庁と23区を担当する。
在籍時は、各行政の特徴や課題に関する情報発信に携わる。2024年よりクラフトバンクに参画。
記者として企画立案や取材執筆などを手掛けている。