藤井稔弘さん(アスメディック 専務取締役)
更新日:2025/6/5
藤井稔弘さん(アスメディック 専務取締役)
株式会社アスメディック ホームページ:https://asmedic.co.jp/
現在のアスメディックを第2創業期と銘打ち、組織拡大に向けて動く現状を「社会人になってから、ダントツで忙しい毎日だ」と明言する。担当業務は、施工管理や図面作成、営業、現場作業から引き渡しなど多岐に渡る。疲労は蓄積することも多いが、「不思議とストレスは皆無で、今は使命感に溢れている」と胸を張る。その根幹には、アスメディックが手掛ける医療施設の内装工事は、「ゼネコンですら把握できない限定的な空間。唯一無二の技術が当社にはある」というプライドがあるようだ。

これまでラオスやミャンマー、バングラディッシュ、モンゴルなど、様々な国で施工を担当した経験があり、藤井専務は「今後もより多くの国で、当社の力が必要とされるように努力する」と意気込みを話す。それらを実現するには、現在力を入れる若手育成と人材獲得を成功させる必要があるが、「必ずこの難局を乗り切ってみせる」という決意は固い。20年近く2人3脚で歩んできた町田佳昭(けあき)社長からも全幅の信頼を寄せられており、今後アスメディックがどのような過程を経て勢いを増していくのか注目である。

「当面は、組織の体制強化をやり遂げ、会社の可能性を拡張できるよう注力する。無事に会社としての新たなステージを迎えられるよう、今できる最善策を尽くしていきたい」と見立てを語った。

この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。