白神 祐子さん(株式会社エイチ)
更新日:2025/9/29
入社のきっかけを「千田専務のお子さんと、私の息子が同じ幼稚園の同級生だったこと」と振り返る。千田専務から事務を手伝ってほしいと言われた当時は、3人の子育て真っ只中であり、昼過ぎまでの時短勤務を希望した。「全く問題ない。子育てがひと段落ついたら、フルで働けるよう準備してね」と快諾され、「この会社の戦力になりたい」と強く思ったという。

これまで勤務してきた保険会社・銀行とは違い、状況次第では即座の応対が求められる幅広い業務に当初は戸惑いも覚えた。しかし、持ち前の機転の良さと心遣いを発揮し、現在は社内のDX導入に関する選定も任されている。「DX定着は、企業の発展を支える鍵。責任は重大だが、当社にとって最適なサービスを選べるよう試行錯誤したい」と並々ならぬ意気込みを見せる。

最近では、「いかに今の業務量を少ない時間でこなし、それで生まれた余白の時間に新しいアイデアや仕事を作れるかということを意識している」と率直に話す。誰かが不在でも問題なく回る組織を常に心掛けており、その使命感の強さは同僚からの厚い信頼に繋がっている。「当社は子育て中の母親も多く在籍し、社員の状況を優先した働き方が可能な柔軟な会社。今後も多くの仲間と共有した目標を実現できるよう、与えられた環境でベストを尽くしていきたい」と前だけを見据えている。
株式会社エイチのHP:https://www.h515.jp/
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この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。