伊藤大作さん(株式会社伊興・代表取締役)
更新日:2026/3/17
学生時代から長期休みに入ると、マンションや老人ホームなど様々な現場で汗を流し、型枠工事のノウハウを蓄積してきた。代表取締役に就任したのは2023年2月。社員として熟練の職人を多く抱える強みを活かし、持続可能かつ快適な街づくりを提供している。

これまで社員は縁故など紹介を基に迎え入れることが多かった。しかし、リーマンショック以降は、この手法には限界が出始めたと判断し、近年は「未経験からの新卒採用に目を向け、ゼロからの育成を前提にした方針に舵を切った」と変化を語る。「現場経験が豊富なベテランが在籍する、このタイミングを活かす」と中長期的な戦略を進めている。


直近では、資材置き場の増設など設備投資を視野に入れた経営を手掛ける。「何よりも最優先すべきは、職人が安心して働ける環境を整えること。まずは、多くの人を受け入れられる体制を構築し、その先にある組織拡大に備えたい」と堅実なスタンスを見せる。「建設業界は大きな変革期に突入した。この変化に適応し成長を続けられるよう、当面はトライ&エラーを繰り返す」と明確な覚悟を示し、今日も最前線に立っている。

株式会社伊興のHP:https://www.ikou-k.com/
関連記事:『神奈川県型枠工事業協同組合』
この記事を書いた人
クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。






