後藤弘行さん(旭日建設株式会社 営業部・部長)
更新日:2025/5/30

後藤弘行さん(旭日建設株式会社 営業部・部長)
旭日建設株式会社 ホームページ:https://www.kyokujitsu-group.com/
これまで飲食関係の他、システムを販売する業種に就いた経験があった。しかし、実際は「正直、どの製品も本当に顧客の役に立っているのか?」と疑問を持ちながら、営業活動を続けていた。そのような中、入社前に脱着式止水板「浸水ストッパー」の存在を知り、「ようやく胸を張って、お客さまに自信をもってお薦めできる製品に出会えた」と湧き上がるものを感じたという。

顧客の状況に応じて、提案から設計、施工、引き渡しまで全てを自社ワンストップで行えるメリットも大きく、入社直後から精力的な営業活動を開始。知識を増やすために早々に防災士の資格を取得したこと。また、曖昧だった社内ルールの統一化を実現した過程などが評価され、入社から1年数ヶ月で部長に昇格した実績を持つ。

営業スタイルは、「基本的にフェイス・トゥー・フェイスを重視する王道の営業スタイル」。オンラインが普及する昨今だが、施工予定の現場確認や、担当者との意思疎通など、細部に至るニュアンスは、「まだリアルな意志疎通を図らなければ、分からない要素が多い」と本音を話す。最近では、待つだけのスタイルではなく、困っている地域へ飛び込むスタイルへ顧客先に通るルートや現地の詳細を事前に調べ上げ、提案を手掛けることで契約に結び付く件数も増えている。

「天変地異が頻発する日本において、災害の事前予防に取り組む重要性は計り知れない。当社は、全国対応しているので、まだ対策の実施ができていない方に万全なサポートができるよう、引き続き技術研鑽とサービス向上を徹底していきたい」
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。