東川宗一郎さん(株式会社ロープアクセス・代表取締役)
更新日:2025/5/2
東川宗一郎さん(株式会社ロープアクセス・代表取締役)
会社のホームページ:https://www.ropeaccess.co.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/ropeaccesstagram/

「ロープアクセス技術を主軸に、『社会を豊かにし、人を幸せにする』」。
社名と同じ「ロープアクセス」を駆使することで、橋梁の点検・補修などを手掛けている。点検車が入れないスペースや、アームが届かない場所こそ活躍の機会。近隣から目視できる確認により、細かな損傷も見逃さない点も特徴となっている。

最近では、ドローンを活用した上での調査も併用し、利便性を向上させることに成功した。ドローンで対応できない点をロープアクセスで補うスタイルは好評で、低コスト化の実現や安全性を徹底する方針が顧客からの厚い信頼に繋がっている。


直近の課題を「何よりも人材育成」と即答する。特に構造物の調査では、「どこに力が架かっているか、正確に判断できるまで時間を要するため、ここはじっくりと社員を指導することに努めたい」と本音を述べる。仕事を増やすことよりも、人格面を含めた社員の教育を重視するという、東川社長の人間性を端的に表すようなスタンスである。

「ロープアクセス工法は、徹底した安全管理を基に実施される堅実な技術。理想の実現までの道のりは長いが、社会問題の解決に繋がる提案が続けられるよう、堅実な道を進みたい」と目標を語った。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。