内海圭輔さん(株式会社内海鉄筋工業・代表取締役)
更新日:2026/3/4
35歳で2代目の社長に就任以降、「会社を安定させること」と同様に、「自分の色をどのように出すか」を模索し続けてきた。会社は創業時から現在に至るまで、社会保険に加入し続けており、一昨年には月給制、昨年には完全週休二日制を導入。福利厚生などの待遇改善を進めるスタンスは、社員の定着率向上にも繋がっており、若手が入職する上での間口を広げている。


所属する長崎県鉄筋工事業協同組合では、副理事長と青年部長を担う。理事長の平本大介氏のサポートに徹すると同時に、青年部では標準見積書の九州全体への浸透と、進化も目指している。「現在の歩掛りだけでなく、安全性や天候など実際の施工条件にあった条件面も反映できる項目を用意できれば、より正確な利益確保になるはず」とポイントを示す。「現在地は分岐点。この時期に組合員との良好な関係を活かしながら、引き続き突破口を見出していく」と明確なスタンスを取る。

会社としては、25年以上も自社独自の安全大会を続けるなど、安全面に徹底したスタイルを貫く。「当社は、社員として多くの職人を現場に送り出す専門工事会社。安全・安心に対しては、過剰という言葉は存在しない。今後もこの部分を疎かにせず、大切な社員と共に業務に邁進する」と強い意志を見せる。直近の課題は、「組合企業に若手入職者を増やすこと」。実現までの障壁は数多い。しかし、「必ずやり遂げてみせる」という強い意志を胸に、今できる最善策に集中する。

株式会社内海鉄筋工業のホームページ:http://www.uchiumitekkin.co.jp/
この記事を書いた人
クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。






