クラフトバンク総研

退職者の続出は「会社が呪われているから」

更新日:2026/6/25

「退職者が続出する状況を『会社全体が呪われているだけだ!』と、社長が子飼いにしている社員を引き連れて、お祓いに行ったと知ったからです。社長就任から間もなくして、前任者との違いを誇示したいからか、極端なルール変更などが続いていました。しかし、何の説明もない、思い付きの枠を超えない方針転換を前に、呆れ果てる社員が続出し、4年間で辞めた人数は20人近くにのぼりました。このような現実を受け、自身の言動を責めるのではなく、『会社が呪われている』という発想に行き着いた有り様に辟易とし、さすがに私も逃げ出す覚悟を決めました」

「『あの会社の社長、マジでヤバいらしいよ』との噂が広まるのは早く、競合に勤めていた大学の同級生からすぐに連絡が入り、再会した場でスカウトを受けました。正直、競合に移籍することは仁義に反するとも考えましたが、憲法22条に『職業選択の自由』が保障されていること。また1度、その社長に『お前ごときが、社長の俺に意見するな!』と理不尽な恫喝を受けた不快感がフラッシュバックし、『当然の報いだろう』と考え直せたことで、敢行する意志を固めました。業務自体は今も変わらず、施工管理をしています。前職では市の仕事のみを取り扱っていたので、県・国の対応も可能になったことで、経験値が飛躍的に上がっていると実感しています。会社としては慢性的な人手不足が続いているので、今度は私が知り合いをスカウトするなど、現場以外のサポートも手掛けることで、会社の発展に貢献していきたいですね」

新着記事

  • 2026.10.09

    知らない間に重要事項が決められ始めた

    「会社としての重要事項が事前説明なく決定し、管理職には何の趣旨も共有されないまま、ただ『現場に通達しろ』とだけ命令されるケースが続出し始めたからです。前職では新社長が就任以後、幹部になると目された複数が突如退職したことを […]
  • 2026.10.05

    不毛に続く会議に意味を見出せなくなった

    「会社からの命令で強制的に参加させられた、不毛に続く会議に何の意味を見出せなくなったからです。前職では、ある時期から上層部の発案により、指名を受けた20人近くの社員が月に2度、設定されたテーマに対して、2時間ほどオンライ […]
  • 2026.10.02

    元社員を「裏切り者」と無条件で出入り禁止

    「長く会社の売り上げと発展に貢献したエース社員が、後任の決定や引継ぎなど全てを終えた後に独立することになりました。会社としては大きな痛手となりましたが、残った社員の多くは掲げた夢を応援しようと、円満な形で送り出すことを心 […]
  • 2026.09.28

    新年の抱負が「脱・昭和!」

    「新年に社長が掲げた『今年の抱負』に、堂々と『脱・昭和!』と記載されていたからです。当たり前ですが、現在の年号は平成ではなく令和。社風が必要以上に古臭く、融通の利かない組織だとは感じていましたが、事前に真剣に考え抜いた上 […]