クラフトバンク総研

神防社が子供向けの防災ワークショップを開催

更新日:2025/3/24

防災・消防設備の設計施工を手掛ける神防社(神戸市中央区)は、3月1日に神戸市で子供向けの防災ワークショップを開催した。ワークショップは、防災ボードゲームやクイズを通じて、子供たちの防災意識を向上するきっかけ作りのために実施。未来の安全に繋げるため、万が一の災害に備えた意識付けを心掛けている。

当日は、NPO法人プラスアーツが監修した、防災まちがいさがし「きけんはっけん!」や、「電気・ガス・水道」が止まった際、家ではどの設備が使用できなくなるのかを題材にしたクイズを行うなど、災害時の不便さと日頃から備えておく重要性を解説した。また、普段口にすることのない数種類の非常食を試食した他、同社製品である災害用携帯トイレ「備えて安心モラスマイ」を使用して非常用トイレを実演するなど、日頃では体験できない機会を提供した。参加した子供たちからは、「非常食が意外と美味しくてビックリした」や、「非常用トイレがあれば災害時も安心だと思った」などの声が上がった。

神防社の担当者は、「いつどこで起こるか分からない災害に備えてほしいとイベントを主催した。当社監修の動画でも紹介したが、阪神淡路大震災から30年が経過し、近年でも天変地異が頻発するなど、日に日に防災意識向上の重大さは増している。今回のワークショップが子供たちに新たな契機となれば、これほど嬉しいことはない」と実感を込めて語った。

神防社では、今後も安心・安全な防災システムと生活空間を提供し、「生命・財産・生活環境」を守ることによる社会貢献を目指していく。