秋田県建設青年協議会が定時総会・記念講演会
更新日:2025/6/25
秋田県建設青年協議会は6月19日、秋田市内で第44回定時総会と記念講演会などを開いた。任期満了に伴う役員改選では、新たな会長に小野人平氏(雄勝地区)、副会長に北林照一郎氏(北秋田地区)、畠山宗太郎氏(秋田地区)が就任した。

小野新会長は就任の挨拶で参加者らに感謝の意を表した上で、「次世代に業界を引き継ぐ責任を負う我々・若手経営者は、大きな時代の変化の渦中にいる。今後、確実に業界を牽引していくという自負を持ちながら、奇譚の無い意見を言い合い各々が強く良い会社を目指せる協議会にしていく」と呼び掛けた。
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2025年度は、工事発注機関の各種施策への対応、意見交換会などの実施。地区高等学校への広報誌配布、現場学習会の開催、「けんせつ未来フェスタ」への協力を計画する。
講演会では、ウェンティ・ジャパンの佐藤裕之社長が「基盤経済を賦活する!~秋田で洋上風力に挑む意味~」と題し、地域資源を生かした振興について自身の経験を交え披露した。

懇親会には、4月に就任した鈴木健太知事が招かれ挨拶、秋田県の小野潔建設部長、国土交通省東北地方整備局秋田河川国道事務所の尾﨑精一事務所長らも集い総会の開催を祝った。

株式会社小野建設のHP:https://a-onoken.com/
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この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。