風車建設用タワークレーンのレンタル開始へ アクティオ
更新日:2025/5/2

総合建設レンタルのアクティオ(東京都中央区)は、東光電気工事、TAリフト、北川鉄工所の4社で、2024~25年に風車建設用タワークレーンに関するレンタル事業を始めることを発表した。

今回のプロジェクトは、現在4社が共同で開発している風車建設用タワークレーン「JCW1250」の運用を機に開始が決まった。従来のクレーンの最小作業半径は約22m程度だが、開発中のJCW1250では、標準作業半径が12.5mとなり、風力建設で必要な面積を削減できる。また、折り畳み式クロスベース(クレーンのペース架台)を採用したことで基礎工事が不要になり、風車間移動の際にクロスベースを分解しない輸送が可能になる。
最大吊り能力は95トン、最大作業高さは130mとなり、これまでの国内最高風車よりも高い吊り上げを実現する。
詳細ページ= https://www.aktio.co.jp/news/2023/1017.html
問い合わせ先= TEL:03-6854-1423
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。