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商業施設内の職業体験ブースを改装 千葉県建設協会

更新日:2025/5/2

千葉県建設業協会は、仕事体験型テーマパーク「カンドゥー幕張」にある、「建設エンジニア」の体験内容をリニューアルした。カンドゥー幕張は、千葉市美浜区のイオンモール幕張新都心エキマエ内に所在。様々な職業体験ができる場所として人気を博している。

これまで道路にあるガレキの撤去や道路復旧などを行う「道路啓開活動」体験を提供していた。しかし、集中豪雨などが発生する時期に差し掛かったこと。また、真新しいものを利用者に提供したいとの思いから、体験内容の変更を決定。強風発生により破損した窓ガラスの交換作業を、4人1チームで協力して行う内容に刷新した。

施設には、ブース外に本物の足場を組み、ハーネスやインパクトドライバーなどの工具を使用しての本格的な体験が可能。体験時間は1回あたり約30分となっている。参加者は、「今までにない経験ができて楽しかった」「建設業って面白いかもしれない」などの感想を述べており、変更内容も子供たちから好意的に受け入れられた。

千葉県建設業協会は、「未来を担う子供たちに、地域を守る建設業の技術・創造⼒に触れる機会を作ることを⽬的に設置した。まず建設業を知ることから始め、興味を持つきっかけの1つとして活かして欲しい」と述べている。ブースでは、⼯事現場のチームワーク、コミュニケーションの⼤切さを学ぶアクティビティとして展開。オープン以来、1万⼈以上が利用している。「カンドゥー幕張」は、親子3代で楽しめる30種類の仕事体験ができる仕事体験型テーマパークであり、建設エンジニアの他警察官やモデルなど30種類以上の仕事体験が可能となっている。