フジタが本社内で「ふくしまマルシェ」を開催
更新日:2025/5/8
フジタ(東京都渋谷区)は9月22日、福島復興を目的にした福島県産品の産直市「ふくしまマルシェ」を、本社ビル内で開催した。2022年度に続く2回目の開催であり、前回同様に出展品の全てを売り切れることができたという

フジタは、東日本大震災で発生した原子力事故の影響による、福島県の風評被害払拭や風化防止を目的に活動する「ふくしま応援企業ネットワーク」に21年度より加入。同ネットワークは、福島復興に向けたハード面の貢献のため、復興支援の第一歩として「ふくしまマルシェ」の開催や、東北地方の小学生が出場するサッカーの交流大会「東日本大震災メモリアルカップ」などの協賛に取り組んでいる。
マルシェの運営に携わった営業部の担当者は「社員一人一人が福島の復興について考えるきっかけになればと考え、昨年度から開催している。本日も出品した全てを売り切ることができた。小さな歩みとなるが、当社ではこのような活動を実施することで、福島へのサポートを続けていきたい」と開催に至った思いを述べた。
フジタは、今後も復興支援に向けた取り組みを広げていく方針であり、「ふくしまマルシェ」は来年も開催予定である。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。