土木施工技術研究発表会を開催 フジタ
更新日:2025/5/2

フジタ(東京都渋谷区)は7月19日、第75回「土木施工技術研究発表会」を東京本社で開催した。同発表会は、土木の施工技術に関する優れた研究・提案・新技術の採用など、最新の実施事例の報告や情報交換を通じて、技術力・提案力の向上と伝承を目的に毎年開催しているもの。当日は、ウェブ会議システムを通じて、本社や支社、支店に所属する社員の約300人が参加した。
開会に当たり、取締役常務執行役員・土木本部長の吉田篤史氏が「今年で75回を迎える発表会だが、開始当初とは比較にならないほど成長している。本日は、施工技術に関する研究成果の共有により、当社の土木技術が更なる飛躍を遂げられると信じている。今後も先輩方から受け継いだ知識・経験を最優先に、土木技術者としての誇りを胸に、業務に取り組んでいこう」と挨拶した。

当日は、9編(投稿論文数:28編)の論文が発表された。結果は以下の通り。
・最優秀賞:大阪支店・齊藤啓氏=「橋梁耐震補強工事における3D モデルおよびICT 技術の活用とその成果」
・優秀賞:名古屋支店・藤田厚志氏=「高速道路耐震補強工事における技術的課題と対応 ~あと施工アンカーの難点と対策~」
・優秀賞:広島支店・松木卓氏=「CIMを活用した業務プロセス」 広島支店・松木卓氏
・環境部門賞:広島支店・山田得義氏「高速道路沿線における災害復旧のあり方 ~災害発生から本復旧工事まで~」
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。