中央地域まつりに出展 江戸川建設業協会
更新日:2025/5/2

江戸川建設業協会(内海憲市会長)は、5月26日に開催した「中央地域まつり」に参画した。協会付近の駐車場にて、スターツCAM(東京都江戸川区)が「起震車乗車体験」、三和商事(東京都江戸川区)は「防災グッズ展示販売」を出展。参加者には、緊急用給水袋やライト・ホイッスル付きボールペンを無料で提供し、事前防災の重要性を啓蒙した。

起震車乗車体験では、事前に用意した車内にて、1995年に発生した阪神大震災と同じ震度の揺れを再現。祭りに訪れていた親子を含めた490人が搭乗し、当時の地震を体感することで、実際に起こった際の対応・対策などのシミュレーションを行った。実際に参加した小学生からは、「想像以上に大きく揺れたので驚いた。本当の地震が起きる前に色々と準備することが多いことを知った」との意見が出ていた。

内海憲市会長は、「万が一に備え、日頃からのコミュニケーションを図れる距離感を保っておくことが重要。今後は、非常時でも区を超えた連携ができるよう、近隣地区とも更なる協力ができる関係性を築いていきたい」と近隣の団体などとも提携したいという意向を示した。

江戸川建設業協会は、来年も中央地域まつりに出展を予定しており、6月11日には安全衛生講習会を開催する。
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クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。