内海会長が再選 江戸川建設業協会
更新日:2025/4/28
江戸川建設業協会は5月31日、都内で第87回定時総会を開き、任期満了に伴う役員改選で、内海憲市会長(内海建設)を再選した。新たな理事として、實籾隆浩氏(昭産建設)が就くことになった。
内海会長は、「前期同様に江戸川区が発展できるよう、最善を尽くしていく考えだ。これらの実現には、会員の皆さまの協力が不可欠。引き続き、一致団結の活動を心掛けてほしい」と呼び掛けた。その上で、「4月から始まった働き方改革では、かなり難航を示しているのが現状にあると思う。手探りの状況での模索にはなるが、皆さまの積極的な参加により建設業界の可能性を拡張していきたい」と挨拶した。

総会では、2023年度の事業報告と収支決算、24年度の事業計画と収支予算が全会一致で承認。24年度は、IT(情報技術)に対応した調査研究・技術習得の普及や非常事態発生時の復旧作業への協力、関係官公庁が実施する防災訓練の開催協力などを盛り込んでいる。

総会後に開いた懇親会では、会員同士で各々が担う今後の活動方針を確認。「建設業界全体を江戸川区から盛り上げていこう」と宣言し、今期以降の躍進を誓った。
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クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。