細田組が安全大会を開催
更新日:2025/4/29
細田組(東京都江戸川区)は7月31日、都内で第46回安全進大会を開催した。来賓には、江戸川労働基準監督・署長の梶山英之氏と警視庁葛西警察署・交通課長の竹花英昭氏が参加し祝辞を述べた。

冒頭、細田組の細田正隆社長が、「前年度より無災害を継続できているが、数件の重大なヒヤリハットなど専門工事業者としての自覚が問われる報告も受けている。本日のような機会で改めて各々の仕事と向き合い、プロとして安全を確保するためには、どのような取り組みが必要かを考えてほしい」と挨拶した。

安全表彰では、横田海事、エス・アイ・エム、大希工業、徳田工業、キナン・アイキ事業部、OGISHI,双栄基礎工業、小岩倉庫運輸、岡本工業、金子機械が功績賞を受賞。その他、優秀賞や努力賞、優秀工事賞などの受賞者を発表し、昨年度の実績を称えた。

今年度のスローガンは、「あぶないよ 言える勇気が仲間を救う 基本に返って 安全作業」。安全の誓いでは、横田海事の横田勝美氏が、高々と安全宣言を実施して大会を締め括った。
安全講話では、労働安全コンサルタントの鏑木毅氏が「災害発生の裏側に何が?」とテーマに講演。戸田建設に在籍していた際の事例を基に、事故が起こりやすい状況や取るべき対策などを紹介した。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。