日本防水工法開発協議会が総会を開催
更新日:2025/6/5
日本防水工法開発協議会(吉田喜廣会長)は11月15日、オンラインで2023~24年次総会を開いた。任期満了に伴う役員改選では、吉田会長の他、関達副会長や伊豆良徳副会長、栁沼実副会長など、全ての役員の続投が決まった。

冒頭、吉田会長(ヨシダアニー・代表取締役社長)が「コロナ以降、また総会が開催でき大変嬉しく思う。オンラインと限定的だが、これまで以上の連携が取れるよう全力を尽くすので協力してほしい」と述べた。
総会では、今年度に実施した人材獲得や教育、無音工法・屋上用冷えルーフの開発、全国各地で出展した展示会などの実績を報告。利益向上に向けた対策や電気代削減商材の販売強化、研究会の推進などを盛り込んだ、次年度の事業計画案と予算案を承認した。また、会員が早期に取り掛かるべき事項として、「いかにSNS上でPRを展開していくか」、「インパクトのあるオンライン発表会をどのような形で開催するか」、「HP上には常に新しい実績をアップし、知名度が上がるようすること」などが上がった。
総会後は、秋田大学大学院の中村彩乃氏が「外気温に応答して近赤外光透過率を変える 遮熱ゲルの開発」をテーマに講演。続いて、達成工業(千葉市花見川区)の関社長、トクボー(福島県郡山市)の伊豆社長、ビルドリペア技研工業(福岡県北九州市)の藤田社長などが、日頃から取り組む事業に関わる活動などを紹介し、終了後は全会員によるディスカッションが行われた。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。