カナツ技建工業がインフラDX大賞・優秀賞を受賞
更新日:2025/4/26
カナツ技建工業(島根県松江市)が、2024年度「インフラDX大賞」の工事・業務部門で優秀賞を受賞した。

インフラDX大賞は、国土交通省がインフラ分野でデジタル技術を活用し、建設生産プロセスの高度化などに取り組んだ企業を表彰するもの。カナツ技建工業が手掛けた「佐陀川防安交付金(広域河川)(仮称)新武代橋A2橋台工事第6期」の工事にて、遠隔臨場で計測点を3次元モデルにリアルタイム表示し、検査・立会作業の効率化を実現できたことなどが評価を受けた。
DX推進室に所属する木村善信氏は、「新たなツールにデータの工夫を付加することで、安全に効率的に施工を実現できたことなどを、評価頂けたことを嬉しく思う。今後も技術情報交流を通じて、DXによる生産性向上を実現していきたい」と喜びを述べた。

インフラDX大賞は今回が3回目の開催となり、i-Construction大賞を発展的に解消し拡大したもの。今年度は、有効性・先進性・波及性の観点から、計26団体(国土交通大臣賞3団体、優秀賞22団体、スタートアップ奨励賞1団体)を受賞者に決定した。授与式は2月に行う予定となっている。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。