関東建設青年会議が通常総会・意見交換会
更新日:2026/9/28
関東建設青年会議は9月25日、さいたま市内で2026年度通常総会と国土交通省関東地方整備局との意見交換会を開催した。任期満了に伴う役員改選では、山梨県建設業協会青年部会の湯沢信会長に代わり、栃木県建設業協会青年経営者連合会の山中慎太朗会長(山中組、代表取締役)が就任した。

山中新会長は、「湯沢前会長の思いを継ぎながら、私自身の強みである想像力を生かして会を運営していきたい。建設業の仕事とは、道路や橋を作ってほしいという人々の思いを形にすることであり、それこそが我々の使命だ」と明言。その上で、「激甚化する気候変動への対応を進めながら、AIなど新技術の活用も模索し、会員の皆さんと一緒に建設業の未来を切り拓いていきたい」と力強く呼び掛けた。
退任した湯沢氏は「これほど心強いチームはない。魅力ある建設業を創造するため、魅力ある経営者になっていこう」とエールを送った。

議事では2025年度事業報告・各委員会活動報告を承認するとともに、2026年度事業計画を決定。26年度は、国交省との意見交換会や業務効率化に向けた研究、社会貢献活動や首都直下型地震への備えなどを積極的に取り組む方針を掲げる。

役員改選では副会長に
◆群馬県建設業青年経営者部会―富澤康人氏(田畑建設、代表取締役社長)
◆埼玉県建設業協会青年経営者部会―荒木隆憲氏(荒木建設工業、代表取締役)
◆茨城県建設業協会建設未来協議会―内藤裕一郎氏(内藤工務店、代表取締役)
◆神奈川県建設業協会建設みらい委員会―石川忠之氏(三和建設、代表取締役)
◆千葉県建設業協会青年部会―藤田智久氏(藤田土木、代表取締役)
◆山梨県建設業協会青年部会―齋藤啓文氏(齋藤建設、代表取締役社長)の6人が就任した。
続いて行われた意見交換会には、国土交通省関東地方整備局から清水将之企画部長をはじめ幹部ら約15人が出席。清水企画部長は「世の中全体でDX・AIなど新しい技術が出てきているが、建設現場こそ、その力と知恵と工夫が必要であり活用できる余地が大きい。最先端の技術を持つことが若者への魅力発信にもつながると考えている。忌憚のない意見交換を通じて、産業全体の発展に結びつけていきたい」と応じた。意見交換では、建設DXの期待と課題、高校生向けの出前講座を議題に意見を交わした。

関東建設青年会議は、群馬・埼玉・茨城・神奈川・千葉・山梨・栃木の7県の建設業協会等における青年部会等の若手経営者により構成され、地域建設業の発展を担う団体である。
この記事を書いた人
クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。

