第25回通常総会を開く 全国仮設安全事業協同組合
更新日:2025/5/26
全国仮設安全事業協同組合(ACCESS、近藤昌三理事長)は、5月2日に第25回通常総会を開いた。総会では、24年度の報告を行った他、墜落・転落災害防止対策の充実強化、安全および健康の確保に関する経費の適切かつ明確な積算、リスキリングの開設などを盛り込んだ2025年度の事業計画を決めた。

冒頭の挨拶で、近藤理事長は、「昨年6月の建設業法の改正に伴い、必要経費について安全衛生経費や法定福利費、建退共済を含める案が進められている。組合としては、この3つの経費が盛り込まれ、業界が更なる発展が実現できる為に全力を尽くすので力を貸してほしい」と呼び掛けた。

25年度は、仮設安全点検の推進・普及、仮設安全監理者の点検アプリの展開、組合員の増強などを実施していく。

総会では、青年部役員として、会長の小岸昭義氏(OGISHI・代表取締役)、会長代行の松本剛氏(旭コーポレーション)、副会長の正分彦太氏(正分建設工業・代表取締役社長)、江幡良太氏(東秀興業)、榎本智仁氏(SS・代表取締役)、監事の山本一樹氏(光陽・専務取締役)、大山俊太郎氏(シンコウ・専務取締役)の就任を発表し、労働災害撲滅へ更なる前進に向けた決議文を読み上げた。
また特別功労者表彰として、三浦基和氏(ダイサン)、片桐大氏(日建片桐リース)、磯貝秀克氏(北国リース)、飯塚紀彦(栗栖工業)が受賞したことが発表された。
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クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。