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第78回通常総会を開催 大分県建設業協会

更新日:2025/6/2

 大分県建設業協会は5月28日、大分市内で78回通常総会を開催した。総会では、前年度を上回る予算確保や国土強靭化の推進、入札・契約制度改革などを盛り込んだ取り決めを承認。建設業の社会貢献・イメージアップ活動の実施なども決めた。

 冒頭、友岡孝幸会長は、「人口減少が進む大分県で『地域の守り手』としての役割を果たすには、適正な利益を確保し、安定した経営を維持することが極めて重要だ。協会では知事・国土交通省九州地方整備局・県議会などに対し、継続的な公共事業予算の確保を要請している。地域の建設業が大きな転換点を迎えているが、この難局を一致団結で乗り切ろう」と挨拶した。

 2025年度は、担い手確保対策や労働災害対策への対応、関係団体との連携、公共工事に対する協会員の優先活用などを行う方針である。

 総会後は懇親会を実施し、会員同士が現在抱えている課題や今後の事業展開などを共有。今期も積極的な活動で協会を盛り立てていくことを誓った。