大浦工測がベトナム機関と協力覚書を締結
更新日:2025/5/1
建築測量大手の大浦工測(東京都北区)は、ホーチミン市建築研究センターと協力覚書を結んだ。

今回の締結は、大浦工測が保有する3Dスキャニング測量技術により、ホーチミン市内にある歴史的建造物のデジタルツインデータを取得し、保全管理のDX化に向けた協力のために実施。過去に測量を手掛けていない歴史的建造物を適切に保全・維持管理するため、寸法などの詳細な情報を取り、観光や教育目的の画像コンテンツへの活用を促進する方針である。

ホーチミン市建築研究センターは、ホーチミン市の都市計画や建築分野などの課題に対し、研究・政策提言するなど具体的なサポートをする機関。今回のプロジェクトを基に大浦工測は、今後も最新技術の提供によりベトナムのローカルパートナーとの関係を強化し、日本国内における外国人材の担い手確保を目指していく。
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クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。