「キッズワーク★エキスポ2026ⅰnかごしま」が開催 全日本電気工事業工業組合連合会
更新日:2026/8/24
全日本電気工事業工業組合連合会(全日電工連)の青年部協議会は、8月23日に鹿児島市内で「キッズワーク★エキスポ2026ⅰnかごしま」を開いた。全九州電気工事業協会(全九電協)と鹿児島県電気工事業工業組合青年部協議会が共催した、初めてとなる子供向けとなるイベント。当日は、多くの家族連れが参加し、電気工事をはじめとする建設関連産業を知る第一歩となった。


陣頭指揮を執った全九電協の三浦友裕会長は、「今回のイベントは、会長就任時から温めてきた構想が形になったもの。電気工事業界内だけでなく、鹿児島県や他業種の団体にも広く参加を呼び掛け、地域全体を巻き込む催しを実現できた。業界の枠を超えた取り組みが、地域活性化の一端を担う場となれば嬉しい」と思いを語った。

全九電協青年部協議会は、最新VR技術を用いた高所作業体験ブースを設置。鉄塔上での作業を忠実に再現した映像の中で、安全器具の使用や作業手順の習得が求められる内容であり、手順を誤ると墜落する仕組みとなっている。子どもたちは普段は立ち入れない現場を疑似体験しながら、電気工事の専門性と安全管理の大切さを学んだ。

県工組青年部協議会は、簡易スイッチと電灯を使った電気工事体験コーナーを設置。点灯の知識を習得した参加者が、差し込みコネクターで銅線を接続し、自らスイッチを入れて点灯を確認することで、現場の作業を身近に感じる機会を創出した。VRブースで高所を体験した小学生は「本当に高い所にいるみたいで怖かった」と興奮気味に感想を語った。

当日は、電気工事業に加え、管工事・消防設備・測量・設計など建設関連11団体と専門企業5社、鹿児島工学院専門学校の計17者が出展。趣向を凝らした体験コーナーが並び、大盛況のうちに幕を閉じた。三浦会長は今後も継続的な開催を視野に入れており、業界を超えた地域連携の取り組みとして機能することを目指している。

この記事を書いた人
クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。

