滋賀県電気工事工業組合 賀詞交歓会開く
更新日:2025/5/2
滋賀県電気工事工業組合(鹿野敏夫理事長)は1月24日、大津市内で2025年・新春賀詞交歓会を開いた。当日は約240名が参加し、懇親を深めた。

冒頭、鹿野理事長は会員らに日頃の協力に対する感謝を示した上で、「昨今、資材価格の高騰や担い手不足などの課題が山積している」と指摘。「言うまでもなく、未来を担う後継者の育成が極めて重要な時期に突入している。高度な専門知識の伝授や資格取得支援、奨学金の給付など、若者を支える幅広い取り組みを続けていく」と力を込めて述べた。また今年に開催予定の「大阪・関西万博」や「滋賀輝く国スポ・障スポ2025」に触れ、「このようなイベントは、地元が盛り上がる機会。地域と業界の成長を実現するため、私たちも全力で取り組むことで地域活性化に繋げていこう」と呼び掛けた。


来賓には、滋賀県副知事の江島宏治氏、滋賀県議会議長の有村國俊氏、経済産業省中部近畿産業保安監督部近畿支部電力安全課課長の田中浩明氏、関西電力送配電㈱志賀本部・副本部長の山崎聖高氏らが招かれ、祝辞を述べた。

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クラフトバンク総研 記者 川村 智子
新卒で入社した建設コンサルタントで、農地における経済効果の算定やBCP策定などに従事。
建設業の動向や他社の取り組みなどに興味を持ち、建通新聞社では都庁と23区を担当する。
在籍時は、各行政の特徴や課題に関する情報発信に携わる。2024年よりクラフトバンクに参画。
記者として企画立案や取材執筆などを手掛けている。