新サービスの発表会・体験会を開く スタイルポート
更新日:2025/5/2
スタイルポート(東京都渋谷区)は7月1日、新サービス『ROOV.space(ルーブ・ドット・スペース)』の発表会を東京都内で開催した。

同社は、2019年よりウェブ上で室内空間での内覧体験ができる3Dコミュニケーション・プラットフォームである『ROOV(ルーブ)』の提供を開始。今回発表した『ROOV.space』では、対象を室内空間から都市空間に拡大し、ウェブ上の3D空間内で、建物やそれに付随する立地状況などの空間情報を、場所や端末の制約を受けずに共有できる。大規模施設の建設やマンション販売における関係者間の合意形成などへの活用を想定している。
当日は、間所暁彦社長が新サービスの内容について紹介したほか、ザハ・ハディド氏が設計した新国立競技場を「ROOV.space」で再現したデモストレーションを初公開。「実現したかもしれないリアルな東京の街並み」を提示した。

また、ソニーマーケティング(東京都港区)・B28統合ビジネス推進部部長の小板秀昭氏は、同社で手掛ける高精細LEDディスプレイの「Crystal LED」と、3Dディスプレイ「空間再現ディスプレイ」について紹介。「当社と『ROOV』の技術と組み合わせることで、より没入感と臨場感ある空間を演出できる。百聞は一見にしかず。ぜひブースで体験してほしい」と参加者に呼びかけた。

プレゼンテーション後の体験会では、多くの参加者が空間再現ディスプレイを活用した『ROOV.space』のリアルな映像や操作性などを実際に体感した。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 川村 智子
新卒で入社した建設コンサルタントで、農地における経済効果の算定やBCP策定などに従事。
建設業の動向や他社の取り組みなどに興味を持ち、建通新聞社では都庁と23区を担当する。
在籍時は、各行政の特徴や課題に関する情報発信に携わる。2024年よりクラフトバンクに参画。
記者として企画立案や取材執筆などを手掛けている。