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協同組合都住建が安全大会を開く 

更新日:2025/4/25

協同組合都住建(千田拓雄理事長)は11月27日、東京都内で2024年度安全衛生推進大会 兼 代理人交流会を開いた。

千田理事長は冒頭の挨拶で、働き方改革関連法案の施行を受け、「書類や写真の削減を始めとする効率化が喫緊の課題。ソフトウェア活用も視野に入れながら、1社単独ではなく、組合全体で協力し、会員の提案を取り入れてより良い組織を目指したい」と呼び掛けた。その上で、「本日の大会を労働安全に関する、各社の取り組みを共有する場としたい」と期待を示した。

大会では、東京都住宅供給公社(渋谷区)・住宅営繕部営繕工務課の茂手木浩仁課長と酒井貴之係長が、「小口・緊急修繕工事に関わる事故防止について」をテーマに講演。管轄内で発生した事故状況の分析や災害事例、再発防止などの具体策を示すとともに、作業前のKY活動の重要性や作業中の1つひとつの動作を確実に行うことが事故の予防につながることを強調した。

また、「働き方改革」をテーマに、事前に実施された会員アンケートの結果を踏まえたグループ討議が実施された。参加者は少人数のグループに分かれ、働き方改革の現状や課題として挙げられる阻害要因、その解決策について活発な意見交換を行った。

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