八千代エンジニヤリングが子会社設立
更新日:2025/5/2

八千代エンジニヤリング(東京都台東区)は7月1日、八千代ソリューションズ(同区)を新たに設立した。DXの展開やソリューションの開発、サービスの提供などを通じて持続可能な地域社会の形成と経済成長の実現を目指す。

第一弾として、設備や施設管理の現場におけるペーパーレス化などを行うクラウド設備保全システムである「MENTENA(メンテナ)」を親会社から引継ぎ、主なサービスとして展開していく予定である。設備保全情報の一元管理というメリットを最適なコストで提案していく。紙やエクセル管理からクラウドシステム管理へ移行することで、現場作業の効率化や点検履歴の効果的な管理を行うことができる。

八千代ソリューションズは、メンテナをなどから得たデータを資産とし、分析やデジタル技術とデータの活用による社会的価値を生み出す「データ駆動型社会」の具現化に向け、他社との戦略的連携や共創関係の構築を進めていく方針。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 川村 智子
新卒で入社した建設コンサルタントで、農地における経済効果の算定やBCP策定などに従事。
建設業の動向や他社の取り組みなどに興味を持ち、建通新聞社では都庁と23区を担当する。
在籍時は、各行政の特徴や課題に関する情報発信に携わる。2024年よりクラフトバンクに参画。
記者として企画立案や取材執筆などを手掛けている。