「Brillia ist洗足池の杜」 東京建物・三井ホーム
更新日:2026/3/25
東京建物(東京都中央区)と三井ホーム(東京都江東区)の手掛けた、木造賃貸マンション「Brillia ist洗足池の杜」が完成した。

本物件は、東京建物が初めて着手した木造賃貸マンション。主要構造部には木材を使用し、共用部と住戸の一部内装仕上げ材にも天然木材を採用した。木材使用量は503.02㎡で、同規模のRC造物件と比べ、アップフロントカーボン削減量は309t-CO2、炭素固定量は538t-CO2。36~40年生えたスギの約1769本分の炭素貯蔵量に相当している。

屋根には太陽光発電パネルを設置し、共用部電力の再生可能エネルギー化を推進。共用部には電力発電状況を確認できるシステムを導入し、管理者らも発電状況を把握できる。

三井ホームは、三井不動産・東京大学とともに共同研究を実施。木材の調湿・調温機能や香りが睡眠などに与える影響を検証すると、リラックス効果や木の香りに対する反応は好意的と判明。健やかな暮らしの一助になると結論付け実施した。

本案件は住棟で「ZEH-M Oriented」基準を満たすBELS認証を取得。建物の規模や炭素貯蔵効果が大きいことから、国土交通省の令和6年度優良木造建築物等整備推進事業に採択されている。

【概要】
・物件名:Brillia ist洗足池の杜
・所在地:東京都大田区東雪谷一丁目9番13号
・敷地面積:1,117.94㎡
・延床面積:2,073.74㎡
・規模:木造枠組壁工法、一部RC造・5階建
・総戸数:42戸
・事業主:東京建物
・設計・監理:三井ホーム
・施工:三井ホーム
この記事を書いた人
クラフトバンク総研 記者 宮治 敏志
公務員として勤務後、フリーライターを経て建設専門の新聞社に勤務。在籍時は、主に各自治体や建設関連の団体などを担当する。2026年にクラフトバンクに参画し、記者として全国の建設会社の取材や企画立案などを手掛ける。







