「営業童貞」の独断改革が止まらなかった
更新日:2026/7/23
「営業未経験の社長が、会社全体の営業改革を独断で手掛け、大失敗に陥った全てを体験したからです。その社長は、社内の出世には不可欠だったはずの『営業』を経験せず、権力者へのゴマ擦りのみでトップに辿り着いたので、裏で社員からは『営業童貞』とバカにされていました。自分の経験が無いからこそ、社内のエキスパートに任せるのかと思いきや、『俺は営業の専門家だ!』と豪語し、様々な思い付きで自ら指揮を執り、会社全体を翻弄する日々。遂に前年度の踏襲で一定の売り上げを稼げていた、いわゆる『お付き合いビジネス』のスキームすらも廃止し、複数の新規事業を立ち上げ、全てが何の形にすらならず崩壊していきました」

「社員間では『社長はクズで間違いないが、何でそれを役員クラスは止められないんだ?』という主張が充満し、間もなく『この会社に自浄作用はないんだ…』と諦めの雰囲気が支配し始め、私を含め多くの社員が転職活動を始めました。建設業には最初に内定が出たので『やっとこの会社から逃げられる!』との解放感で入った程度の感覚でした。しかし、いざ入職すると社員は1つひとつの言動に『なぜ、この行動を選択するか?』を言語化できる方ばかりで、初日で思いを改めたことを鮮明に覚えています。今は1級の鉄筋施工技能士を取るために、知見を蓄える日々を送っています。先日、社内で『1度での試験突破は無理かも…』と弱音を吐いたのですが、先輩から『限界までやり切らないと、それが負け癖になり一生付いて回るぞ!』と叱咤激励を受け、立て直しを誓いました。自分の実力を証明するためにも、次の試験で必ず合格し、新たな人生を送る契機にしたいですね」






