出オチ企画の後始末を任され続けた
更新日:2026/7/27
「社内で『出オチ(=発表時がピークの盛り上がりを見せる一発芸)』とも揶揄された企画の後始末を任され続けたからです。前職では、新社長に就任した人物が自分の存在感を示したかったのか、「一般紙とコラボした盛大なイベントを開く」など、マネタライズには一切関係のない、自己満足の思い付きを自ら立案し、それが早々に行き詰まる度に、全ての後処理を私が担わされてきました。当初は『これも仕事』と割り切っていました。しかし、間もなくそれに巻き込まれたお客さまが激怒し、会社に怒鳴り込んできた際、社長が『私も社員の提案を安易に信じ込んでしまい反省しております!』と堂々と全ての責任を私になすりつけた現実を前に、今まで信じてきた全てが崩壊し、その場で号泣するという失態を犯してしまいました」

「帰りの道中、『言われた内容に従っただけなのに、その責任は社員に押し付ける。こんな腐った会社は今すぐ辞めてやる!』と誓ったまさにその時、私の携帯が鳴りました。相手はその時に怒鳴り込んできたお客さま。『全てを把握した上で狂言を打ったけど、オタクの社長はゴミだな。もう辞めたいだろ?ウチに転職してこいよ』と想定外のお誘いを受けました。しばらくお話を伺っていると、時間が経つにつれて『この人は本質を理解してくれているかもしれない』と信頼が生まれ始め、社内見学後の役員面接を経て入社することを決めました。今は地場ゼネコンで、施工管理職に就いています。『命令通りに動いたのに、それを発した責任者から咎められた』というトラウマからの脱却は完全にはできていません。しかし、その一部始終を見た上で私を受け入れて下さった弊社に恩返しができるよう、今後も臨機応変な業務推進を手掛けていきたいです」






