「公開レスキュー訓練 TOKYO INDUSTRY」を開催
更新日:2026/11/2
都市部のロープ高所作業事業者ら6社が10月25日、東京都豊島区で「公開レスキュー訓練 TOKYO INDUSTRY」を開催した。

訓練は、都市部で実際に起こったロープ高所作業中の労働災害を想定し、作業員同士での救助活動を実施。迅速に傷病者を消防救急に引き渡す技術力・判断力を上げるために実施している。消防と連携力を強化することで、ロープ業界にレスキューの文化を浸透させ、業界の安全基準を高める狙いもあるという。

当日は、都市型・実務想定に特化したレスキュー訓練を公開する形で実演。実際に事業者同士が声を掛け合い、消防・救急の担当者とも連携を見せ、応急処置・観察・報告のポイントや、引き継ぎの際での情報整理など、深いコミュニケーションが取れたことが確認された。現場では、4U(東京都清瀬市)とMAS(東京都武蔵野市)、マイスターアソシエイツ(東京都板橋区)、尊氏技工(埼玉県川口市)、明誠(東京都東大和市)、TCS(東京都練馬区)など、様々な企業・団体が参加し、業界全体の安全文化を育てる機会を創出した。

実行委員長の4U上田雅人は日本ロープ高所作業協会の共同代表も務めており、「今回のような取り組みを単なる技術訓練ではなく、様々な関係性に繋げていくことが重要と捉えている。この訓練がロールモデルとなり、東京だけでなく全国に広がりを見せられるよう、協会としても全力を尽くしていきたい」と思いを述べた。
関連記事:建魂一適「日本ロープ高所作業協会・ロープワーカーズコミュニティー」
この記事を書いた人
クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。

