「HIGETA vat」 アイダ設計
更新日:2026/7/27
アイダ設計(埼玉県上尾市)が設計・施工した「ヒゲタ醤油銚子工場 新厚生棟(HIGETA vat)」が竣工した。

同施設は、ヒゲタ醤油の銚子工場内に建設した木造2階建て、延床面積約1,000㎡の厚生棟。従業員の働きやすさの向上とコミュニケーションの活性化を目的に整備し、1階には執務室や会議室、商談室、更衣室などの業務機能を配置。2階には食堂、ラウンジ、大会議室など、従業員同士の交流や休息のための空間を設けている。デザインには、創業400年を超えるヒゲタ醤油のものづくりを象徴する「木桶」を採用。醤油が木桶の中で発酵・熟成を重ねるように、従業員同士の交流や新たな発想が育まれる場を表現している。



建物は直径約23mの木桶をモチーフとした円形で構成。外周部には、木桶を想起する縦板張りを施し、醤油づくりの象徴を建築デザインに取り入れている。内部には吹抜けを設け、木造による大スパン構造で柱の少ない開放的な空間を実現。上下階の人の気配が感じられる空間として構成しており、社員が自然に交流できる環境を整えている。



【概要】
・施設名称:HIGETA vat
・所在地:千葉県銚子市八幡町516番地
・建築面積:529.13㎡
・延床面積:993.50㎡
・構造規模:木造・地上2階建
・建築主:ヒゲタ醤油株式会社
・プロジェクトマネジメント:ジョーンズ ラング ラサール株式会社
・デザイン監修:エムアールスタジオ株式会社一級建築士事務所
・設計・監理:株式会社アイダ設計一級建築士事務所
・施工:株式会社アイダ設計
この記事を書いた人
クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。








