「TOFROM YAESU TOWER」 東京建物
更新日:2026/7/16
東京建物(東京都中央区)が、再開発組合の一員として参画した「TOFROM YAESU TOWER(トフロム ヤエス タワー)」の開業日が9月10日に決定した。

同再開発事業は、大規模複合再開発「TOFROM YAESU」事業の一部。「TOWER」と「THE FRONT」から構成されており、商業ゾーンは「TOWER」の地下階から地上4階、「THE FRONT」の地下階から地上2階を合わせ、面積が約6000㎡として成立している。「個性がつながり、新しきが生まれる」をコンセプトに、八重洲の路地裏文化や町人のにぎわいを現代的に再編集した空間となっている。9月10日時点では、TOFROM YAESU TOWER内の55店舗が先行開業し、残りは2026年冬以降に順次開業する予定。店舗ラインナップは「歴史」と「新しさ」の共存を軸としており、創業170年超の伝統割烹「割烹 嶋村」や創業70年超の老舗本格中華「Tai Kou Rou TOKYO」が装いを新たに再開業する。

施設内には、周辺4通りを結ぶ3本の通路を整備し、八重洲エリアの回遊性を高める。旧町名に由来する約1200㎡の広場「檜物町スクエア」を配し、高さ約7mの高木や檜素材の家具を設けた吹き抜け空間では、イベント開催や山王祭の神輿常設展示など地域のにぎわい創出の場としても活用される。ゾーンの開業により複合施設としての機能がほぼ出揃うことになる。

【TOFROM YAESU TOWERの概要】
・所在地:東京都中央区八重洲一丁目6番1号
・主要用途:事務所、医療施設、劇場・カンファレンス、バスターミナル、店舗、住宅等
・規模:地上51階・地下4階、高さ約250m
・構造:S造・RC造・SRC造・CFT造
・敷地面積:約10,600㎡
・延床面積:約225,000㎡
・基本設計:株式会社日本設計
・実施設計:株式会社大林組一級建築士事務所
・施工:大林・大成建設共同企業体
この記事を書いた人
クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。







