木造オフィスビル「kinobi Meieki」 名鉄都市開発
更新日:2026/7/9
名鉄都市開発(名古屋市中村区)は、木造オフィスビル「kinobi Meieki(キノビ メイエキ)」を竣工した。

同物件は、鉄道函体直上という厳しい荷重制限で、長らく活用が見送られてきた未利用地に建設。建物を木造化し、大幅な軽量化を図ることで土地の有効活用を実現している。構造には重ね張りを用いたトラス加工を採用。木造でありながら柱のない開放的な大空間を実現したほか、多用途なラウンジ空間を設けることで、ワーカーの自由な働き方を促す仕様となっている。


環境面では、ZEB認証やBELS最高ランクの「6つ星」を取得。太陽光パネルによる電力自家消費に加え、鉄骨造と比較して建設時CO2を約33%削減した。屋根に設置した太陽光パネルによる電力自家消費に加え、鉄骨造と比較して建設時CO2を約33%削減している。


建物は名鉄ビルサービスの新本社として活用され、同社の持続的な成長を後押しする拠点となる。名鉄都市開発は、本物件で得た知見を活かした木材の積極利用や環境負荷低減への取り組みを通じ、「名古屋・中部圏で最もサステナブルな社会の実現に取り組むデベロッパー」を目指していく。
【概要】
・所在地:愛知県名古屋市西区牛島町9番9号
・構造規模:木造地上3階建て
・設計:飛騨五木株式会社
・施工:株式会社井上工務店
・建築面積:335.10㎡
・延床面積:991.85㎡
この記事を書いた人
クラフトバンク総研 記者 松本 雄一
新卒で建通新聞社に入社し、沼津支局に7年間勤務。
在籍時は各自治体や建設関連団体、地場ゼネコンなどを担当し、多くのインタビュー取材を実施。
その後、教育ベンチャーや自動車業界のメディアで広告営業・記者を経験。
2025年にクラフトバンクに参画し、記者として全国の建設会社を取材する。







