「小田急不動産ロジスティクスセンター鳴尾浜コールドストレージ」 小田急不動産
更新日:2026/6/1
小田急不動産(東京都渋谷区)は、兵庫県西宮市内に「小田急不動産ロジスティクスセンター鳴尾浜コールドストレージ」を竣工した。同社が手掛ける物流施設開発の第7弾で、冷凍冷蔵倉庫の取り扱いは初めての取り組みとなる。

立地は、阪神高速5号湾岸線「鳴尾浜」出入口から約1㌔で、大阪・神戸両方面への広域配送に対応する。阪神バス「鳴尾浜南第一」停留所が目の前にあり、公共交通機関での通勤も可能なため、労働力確保の面でも優位性が高いことも特徴だ。

対応温度帯は-25℃~+5℃の温度可変区画を主体とし、一部においては+10℃~+25℃区画も設けている。冷凍冷蔵設備には、環境負荷が低く高エネルギー効率の自然冷媒を採用。CASBEE建築(新築)でAランク、BELSでZEB Ready評価を取得した他、主要設備を屋上に集約しBCP対策にも配慮した。テナントには既に、尼高運輸(兵庫県尼崎市)が一棟借り契約で入居し、倉庫保管・輸配送・流通加工業務の関西圏拠点として活用している。

小田急不動産は今後も、冷凍冷蔵倉庫を含む物流施設の開発を全国で積極的に推進するとともに、レジデンスやオフィス、ホテルなど多様なアセットタイプの開発も進める方針である。
【物件概要】
所在地:兵庫県西宮市鳴尾浜二丁目1番19(地番)
敷地面積:4,064㎡
延床面積:8,008.98㎡
構造規模:鉄骨造4階建
トラックバース:12台(10t車または40ftトレーラー7台、4t車5台)
駐車場:23台
垂直搬送機:2基(1.5t)
荷物用エレベーター:1基(3.5t)
ドックレベラー:4基(別途将来対応用スペース2基分装備)
設計・施工:大和ハウス工業
監修:さくらマネジメント
この記事を書いた人
クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。







