ホモソーシャルの雰囲気が無理だった
更新日:2026/5/8
「会社内に蔓延し始めたホモソーシャル(男性同士の恋愛関係を伴わない、絆を重視する関係性)の雰囲気が耐えられなくなったからです。前職は、営業部門が主軸を担っていた組織だったのですが、間もなくこの流れが私のような女性事務職にまで浸食し、会社全体で『俺たちは仲間』という思いを表明しない社員は、裏切り者のような見方をされる状況が苦しくなりました。仕事を嫌いになった訳ではない。しかし、この理不尽な前提に我慢の限界が達し、別の会社に移ろうと決めました」

「今の会社(鉄筋工事会社)に入ったきっかけは、兄の先輩が実家に遊びに来ていた時に、転職活動中と伝えると、即座に『では、今受けている会社を全部落ちたら、弊社が歓待しますね』と提案されたことです。実を言うと内定が出ていた企業もありました。でも、その瞬時の応対が何とも粋で印象的だったので、会社見学を経て入社することにしました。それまで建設業とは無縁の人生だったのですが、文字通り心身を武器に仕事に取り組むメンバーに囲まれ、毎日とてつもないパワーを貰えています。仕事でミスをすればその日に兄から連絡が来ることもありますが、健全な精神状態で働ける喜びを噛み締めながら出社できています」






