日本ピーエスが「市道橋梁点検(4巡目)業務」を受注
更新日:2026/10/16
日本ピーエスが(福井県敦賀市)は、大分県杵築市より「市道橋梁点検(4巡目)業務」を受注した。履行期間は2026年9月8日~2027年2月26日。市道橋3橋を対象に、近接目視による定期点検と健全性の診断を実施する。

1952年の創業以来、全国で1万6000橋を超える橋梁に携わってきた同社の専門技術者が点検・診断を担う。点検成果の管理には、子会社であるSYMMETRYが開発したデータ利活用プラットフォーム「橋のコンシェルジュ」を採用。点検調書や損傷写真、図面、3次元点群データを橋梁単位で紐づけて保管し、生成AIによる検索やGISによる地理空間情報の可視化にも対応する。国土交通省の道路データプラットフォーム「xROAD」への登録用APIにも対応しており、自治体職員によるデータ転記作業の省力化が期待できるという。

杵築市が管理する橋梁は400橋を超え、その多くが建設から50年以上たっている。全国の道路橋約73万橋のうち7割超を市町村が管理する一方、自治体の技術職員は減少しており、維持管理の水準確保が課題となっている。同社は2023年7月にスマートインフラサービス推進室を設置しており、今後も同様の課題を抱える自治体への展開を推進する方針を掲げる。

この記事を書いた人
クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。

