大井 祐喜さん(株式会社大井ぐるーぷ・代表取締役)
更新日:2026/5/14
前職でも消防設備の保守点検・工事に携わっていた。しかし、より一層実効性のある仕事を目指したこと。また、世間で設備不備に起因するとみられる凄惨な事故が相次いだことを受け、「設備の不具合で命が失われる現場を減らすには、自らが動くしかない」と決意。消防関係の仕事に就く弟の後押しもあり、2025年12月に会社を設立した。

他社との違いを、「相談から点検、工事、運用・保守まで、全てワンストップで対応できる体制」と即答する。防災管理者の資格を持ちながら、実務の詳細を把握しきれていない担当者は少なくない。その点に寄り添い、消防設備に関する現場の悩みを丸ごと引き受けられる柔軟性を信条にしている。会社設立から間もないが、既にドラッグストアチェーンの全店舗業務を受託するなど、的確に需要を押さえられている。


当面の目標を「地元でもある東海地方で、消防点検未実施をゼロにすること」と言い切る。その先には全国展開、更に先には海外での事業展開も見据えており、「日本品質の設備・業務で火災被害を極限まで減らす」と並々ならぬ意向を示す。「防災設備は、火災などから人命・財産を守る第一の防波堤。今後もこの責任ある仕事を全うしていく」との誇りを胸の内に秘めている。防災設備のプロフェッショナルが手掛ける、新たな挑戦に注目である。

会社のホームページ:https://oi-gp.com/
この記事を書いた人
クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。







