菅谷 良太さん(有限会社菅谷鉄筋・専務取締役)
更新日:2026/10/1
新卒で入社した食品会社では、常に営業トップクラスを維持していた。「必ずボーナスに反映させる」という言葉を信じ続けたが、通常の成績である同期との差は1万円程度の違い。創業者の父に入社を懇願するも、「現職に勤務しながら、毎週の休暇日にサポートに入ること」を義務付けられ、1年が過ぎた頃にようやく認められたことで、無事に入職を果たせた経緯を持つ。

所属する福岡県鉄筋事業協同組合では、標準見積書の活用を徹底する。団体内では団結して全組合員が県内のゼネコンを回り、利用の重要性を周知するが、「スーパーゼネコンなど大手・中堅を除けば、まだ浸透し切れていない部分は多い。この現実を受け止め、引き続き単価を上げる打開策として活動を加速化させていく」と強い意欲を見せる。
最近では「父が突然、倒れたら会社はどうなる?」など、万が一のことを考える時間も増えてきたという。既に徐々ではあるが責任と決定権の移譲も進められおり、「今は少し先を見据え、採用強化とDX推進に挑戦する時期だと考えている」と見立てを話す。喫緊で取り組むべき事柄は、社員から「菅谷鉄筋に入って本当に良かった」と実感される職場環境を作ること。今後の課題を「社員が経営者の視野を持ち、明確な目標・数字を基に業務を進めること」と掲げる同社が、どのような変貌を遂げるか注目である。
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この記事を書いた人
クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。







