八島太尊さん(株式会社八島鉄筋・取締役)
更新日:2026/11/4
新卒では自衛隊に入隊したという異色の経歴を持つ。幼少期から家業を継ぐ意志は強かった為、退職後は迷わず同社に入職し、「ゼロから知見の蓄積を心掛けた」と振り返る。学校・役所などの公共施設から民間の小型施工まで、幅広い規模の鉄筋工事に対応できる体制を整えている。

全国の鉄筋工事団体では、法定福利費や労務費なども盛り込む「標準見積書」を促進する状況にあるが、「首都圏においては、まだ定着するには時間が必要と考える」と本音を述べる。日頃から心掛けるのは、既存の顧客を必ず満足させるという明確な使命。「優先すべきは、発注して下さったお客さまに尽くし続けること。このポイントを忘れなければ、口コミとしての評判も広がり、次の仕事に繋がると信じている」と実感を込める。

将来的には会社のトップとして組織を牽引する気持ちは強い。しかし、今は「とにかく1人でも多くの日本人監督を増やし、10年後を見据えた準備を始めたい」と意向を見せる。先行きの不透明な時代に突入し、今後は従来までのやり方のみでは淘汰される可能性が高い。このような現実を前に「荒波を乗り切った会社のみが単価を上げられる」と信じ、今できる最善のことに集中している。

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この記事を書いた人
クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。







