光建が経済産業省「Go-Tech事業」に採択
更新日:2026/8/27
光建(名古屋市中区)が、経済産業省の「成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)」に採択された。今年度の中部エリアにおける採択案件のうち、「デザイン開発」分野では唯一の採択となる。

Go-Tech事業は経済産業省が実施する、中小企業が大学などの研究機関と連携し、研究開発から事業化までをサポートする補助制度。同社が「ゲンバを科学する」をポリシーに掲げており、建設現場の新たな価値を生み出してきた活動が認められた。今回の採択を契機に、今回のGo-Tech採択を契機に、研究開発型地域建設会社として、建設現場の課題を起点とした産学の連携を推進していく。

今回の研究では、特に埋設管が輻輳する環境下での重機操作に着目。研究開発テーマは「MRを活用したインタラクティブな重機土工技能伝承システム開発」であり、熟練者の視線や動作等を計測・解析し、これまで経験や勘として捉えられてきた判断プロセスを科学的に分析する。またAIやMR(Mixed Reality)などの技術も組み合わせ、熟練者の視点や判断を若手技能者が体験できるインタラクティブな技能伝承システムの開発を行う方針である。

光建は、技術者だけでなく直営施工班を有する地域建設会社。社員の約20%が海外人材であり、多様な価値観や専門性を活かした組織づくりを進めている。今後も海外人材、大学などの研究者が協働することで、多様な視点から建設技能の解明と技術開発に取り組んでいく。
この記事を書いた人
クラフトバンク総研 記者 松本 雄一
新卒で建通新聞社に入社し、沼津支局に7年間勤務。
在籍時は各自治体や建設関連団体、地場ゼネコンなどを担当し、多くのインタビュー取材を実施。
その後、教育ベンチャーや自動車業界のメディアで広告営業・記者を経験。
2025年にクラフトバンクに参画し、記者として全国の建設会社を取材する。

