仙台建設業協会が安全大会
更新日:2026/10/1
仙台建設業協会(深松努会長)は10月1日、宮城県建設産業会館で「2026年度・安全大会」を開催した。全国労働衛生週間の初日を迎えた同日、来賓や会員ら約100人が参集し、安全への思いを新たにした。

開会にあたり深松会長は、協会関係者らに謝意を示した上で、「仙台地域ではパトロール強化など労働災害防止に注力し、事故を最小限にとどめてきた。スローガンにて提示した『ひとりひとりが貴重な人材 心も体も健やかに みんな生き生き健康職場』が示す通り、従業員の健康管理や労働時間の改善などがより一層重要となってくる」と明言。「労働災害を減らすことは担い手確保の大前提であり、建設産業に関わるすべての関係者が、事故のない現場が当たり前という意識を持ち続けることが不可欠だ」と力強く呼び掛けた。

来賓を代表して仙台労働基準監督署の岩崎由樹副署長は「近年、建設業の労働災害は減少傾向にあるが、増加している分野もあり気を緩めることはできない。墜落・転落災害の防止をはじめ基本的な安全衛生の徹底が重要な課題だ。全国労働衛生週間を機に、健康診断の事後措置やメンタルヘルス対策などの取り組みも改めて点検してほしい」と要請した。

講話では同署の阿部久範安全衛生課長が「建設業に関する法令改正等について」と題して登壇。建設業に関わる最新の法令改正の動向について説明。安全衛生研修では、労働者健康安全機構・宮城産業保健総合支援センターの今村泰章産業保健相談員が「ハラスメントについて~若年層と高年層のギャップを理解する~」と題して講演。世代間のギャップを踏まえたハラスメント対策の重要性を訴えた。

当日は、参加者一同で「安全の誓い」を唱和し、安全意識の高揚と無事故・無災害へ一致団結して取り組む決意を固めた。
この記事を書いた人
クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。

