佐藤建設がスマート農業に新規参入
更新日:2026/4/5
佐藤建設(岡山県勝田郡勝央町)が、建設業で培ってきた技術力・重機機動力・工程管理ノウハウを活用し、スマート農業分野に新規参入した。

同社は、地域の農地を守るための「農業インフラ・メンテナンス型」事業として、自社農地での試験耕作から取り組みを開始。参入の背景には、農業従事者の高齢化と後継者不足があり、農業土木の課題にこれまで培った建設業の技術で挑戦する。現在は、岡山県勝央町で約4000㎡の農地で試験耕作を実施しており、来年度には12000㎡まで面積を拡大する計画である。
今後は、建設業で実践してきた工程管理の発想を農業に持ち込み、ドローンによる自動施肥と農薬散布を組み合わせることで作業効率の最大化を図る。収穫した米は社員への福利厚生や自社飲食部門で活かし、勝央町の地産地消モデルとして地域循環を創出していく方針である。
この記事を書いた人
クラフトバンク総研 記者 松本 雄一
新卒で建通新聞社に入社し、沼津支局に7年間勤務。
在籍時は各自治体や建設関連団体、地場ゼネコンなどを担当し、多くのインタビュー取材を実施。
その後、教育ベンチャーや自動車業界のメディアで広告営業・記者を経験。
2025年にクラフトバンクに参画し、記者として全国の建設会社を取材する。

