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「建設業の魅力とヤリガイを伝える講座」開く 中部建設青年会議

更新日:2026/11/4

 中部建設青年会議は10月31日、愛知工業大学・八草キャンパスで「建設業の魅力とヤリガイを伝える講座」を開いた。同大学の工学部社会基盤学科に所属する2年生約120人が受講した。

 イベントは、建設技術者を目指す学生に、地域建設業が地域社会を支えるために欠かせない役割を担っていると理解してもらうことを目的に開催。2014年から開き、今回で13回目になる。東海工業専門学校・金山校でも27日に実施し、土木工学科26人と測量設計科11人の2年生が受講した。

 午前は座学を実施。国土交通省中部地方整備局名四国道事務所の松岡禎典所長が「国土交通省から見える地域建設業事例紹介」をテーマに講演し、「土木による社会資本整備は、安全安心・経済成長・地域社会を下支えする責任ある仕事。日本の未来のために、今学んでいることを活かしてほしい」と呼び掛けた。

 西尾レントオール・中部ICT施工推進課の奥井啓介課長は「ICT・DX施工とは?」と題して最新のICT施工技術に触れ、「遠隔化や自動化施工に取り組んでいる企業も少しずつ増えている。将来の企業選びにおいて、先進的な取り組みをしているか否かの参考にできる」と述べた。

 同会議・新建設産業創造委員会の山田洋二郎社長(山田組)は「何もない場所に、未来をつくる仕事。~施工管理について~」と題し、学生らと施工管理の業務を体験できるシミュレーションゲームをプレイした。「現場では何が起こるかわからないことが多い。そのような物事に対して前向きに対策を講じられる人がこの仕事に向いている」と語った。午後は瀬戸校地に移り、「建設DX・ICTとは? 建設機械・装置の操作体験」をテーマに建機の体験会が開かれた。大学生からの疑問や質問に会員が答える座談会も開かれた。

 中部建設青年会議の土屋昭会長は「道路や水道など、人々の『当たり前』の生活を陰で支えるのが建設業の使命だ。現在、働き手を守る『週40時間』と災害救命の限界である『発災後72時間』の狭間にあるが、平時の8時間の生産性を高めてインフラを早期に整備することが最大の減災になる。AIやICTといった最先端技術は、地域を迅速に守るための道具に過ぎない。本日の座談会や体験を通じて率直な疑問をぶつけ、業界への誤解を解き、ものづくりのやりがいを肌で感じてほしい」と話した。

 開催には、国交省名四国道事務所、愛知工業大学、東海工業専門学校、西尾レントオールが協力した。

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