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掛川建設業協同組合が総会を開く 

更新日:2025/4/25

静岡県の掛川建設業協同組合(平野勝啓理事長)は5月23日、掛川市内で2024年度定期総会を開いた。任期満了に伴う役員改選では、平野勝啓理事長と松下進一副理事長、中山勝義副理事長が再選を果たした。

冒頭、平野会長は、「昨年発生した敷地川の堤防決壊や年明けの能登半島地震など、想定外の災害に対して地域の守り手としての責務を強く感じている」と挨拶。続いて、「こういった事態に対応するためには、会員各社の受注機会の確保に加え、担い手確保、生産性の向上が求められる」と呼び掛けた。

総会には、会員ら約25人が出席。2023年度の事業報告・収支決算報告を承認し、2024年度の事業計画案と収支予算案も承認した。同組合が所有する公共建設発生土処分場の運営、安全パトロールや商工まつりへの参加、掛川市などと連携した防災訓練、ICTに関する研修などを実施することを確認した。

来賓には、掛川市の高柳泉副市長や静岡県中小企業団体中央会西部事務所課長代理の大石裕樹氏らが招かれた。